1968年再生産版D-45を復刻したカスタムモデルが３バージョン同時に完成！

クロサワ全店で展開中の1968年仕様のD-45カスタム。これに飽き足らずに別バージョンの1968カスタムが入荷！D-45の魅力を知り尽くした福岡店スタッフのアイデアにより単なる復刻版の域を超えた「戦前の仕様」と、「再生産版の仕様」の融合ともいえるカスタムD-45をご紹介致します。

2025 CTM Model inspired by the 1968 D-45
1. CTM D-45 1968 Inspired
CTM D-45 1968 改
1. CTM D-45 1968 改 Adirondack / Cocobolo
CTM D-45 1968改-version.2-
1. CTM D-45 1968改-version.2- Alpine Spruce Premium / Guatemalan Rosewood

2025 CTM Model inspired by the 1968 D-45

1968年に復活し、当時のアコースティックギターファン魅了したいわゆる”再生産版”D-45。本器は1968年をモチーフに現代的な解釈でアレンジを加えたカスタムモデル。サイド＆バックにはインディアンローズウッドを採用し、華やかで深みのある響きをもたらしています。トップにはVTS（Vintage Tone System）加工を施したスプルースを使用。経年による抜けの良いサウンドを最初から搭載した新品と言えるでしょう。さらにシン・フィニッシュ仕上げによって木材の振動を余すところなく引き出し、ヴィンテージライクなレスポンスと豊かな表現力を獲得しました。この機種において最も1968年らしさを演出する箇所ではないかといえるのがブレイシング。本器は当時と同じノンスキャロップ仕様で設計され、力強く芯のあるサウンドを再現しています。ファンには嬉しいブラックピックガード、60年代のMartinに見られる丸ヘッド、マザーオブパールであしらわれたヘキサゴンインレイ、”ミルクボトルペグ”を採用するなど、細部にまで1968年モデルへのオマージュが込められています。

このマーティンの歴史の中でもアイコニックなモデルである1968年製のD-45をモチーフにしたカスタムモデルはクロサワ楽器アコギ取扱い店舗にて10本限定で販売中！

CTM D-45 1968 Inspired

¥2,400,000（税込）/ 限定10本

なのですが…クロサワ楽器福岡ミーナ天神店ではさらに２つの別バージョンの1968カスタムD-45をご用意致しました。

1つ目は

CTM D-45 1968 改

こちらの機種は1968年再生産版のニュアンスを若干残しながらも1937年辺りのプリウォー期の要素も掛け合わせた時代のハイブリッド器でございます。1937年と1968年の融合と謳わせていただいているカスタムD-45で黒ピックガードは1968年をモチーフにしていますが、他の要素はプリウォースペックを多く取り入れております。プリウォー要素としてTOPにはプレミアムグレードのアディロンダック・スプルース、ブレイシングはフォワードシフテッドのスキャロップ、指板にはスノウフレイクスインレイ、ロングサドル等を採用しております。黒ピックガードとロングサドルの組み合わせは個人的に大ヒット！サイド＆バックにはココボロを採用し、2つの伝説の時代の名器にも劣らない、煌びやかな鳴りを実現しました。

CTM D-45 1968 改 Adirondack / Cocobolo

¥2,580,000（税込）/ 限定1本

https://shop.kurosawagakki.com/items/2936311

2本目のカスタムは、

CTM D-45 1968改-version.2-

1968のネーミングに沿う形でトップ材にはプレミアムグレードのイタリアン・アルパイン・スプルースを採用したCTM D-45 1968改-version.2- 。イタリアン・アルパイン・スプルースはレギュラーで使われるシトカスプルースよりも透明感があり倍音が豊かでいわゆる「鈴なり」サウンドを実現するのには欠かせない木材と言えます。見た目も滑らかな杢目を持っており非常に美しい木材です。何よりも1968年～1974年の40番台のトップ材に用いられたジャーマン・スプルースに音響特性が近い材のため、”The68”サウンドには欠かせない木材でございます。

ネック周りにも再生産版のD-45にインスパイアされた仕様を取り入れており、指板のインレイには白蝶貝（マザー・オブ・パール）」のヘキサゴンインレイを採用。ネックシェイプ自体もフルシックネスを採用し、当時の厚みのあるネックを再現しております。ナット幅は42.9㎜ですので力強く握り込みやすいグリップになっています。このネックの厚みは音色にも当然影響を与えており、いい意味でのゴツさを備える奥行きのある分厚い音を奏でます。

これらの1968年要素にプリウォーD-45が備えていた要素を足したのは本器の見どころです。ブレイシングにはゴールデンエラスタイルのアディロンダック・スプルース、フォワードシフテッド＆スキャロップブレイシングを採用しワイドレンジに鳴り響きます。「ノンスキャ」であった再生産版の持つタイトで硬め、煌びやかなサウンドの音質を持ちつつも、よりワイドレンジでしなやかさを纏った響きを備えております。シルクのように滑らかな音色が空間中を満たしてくれます。ロングサドル、トーティスピックガードを採用しハイブリッド感がたまりません。サイド＆バックにはグアテマランローズウッドを採用しております。ブラジリアンローズウッドに匹敵する音色を持つ代替え材、と評される木材で、高音部の明るさはたしかにブラジリアンローズウッドを彷彿とさせます。