クラシックギターと体のメンテナンスのこと

こんにちは!
伊藤です。

今日はつれづれなるままに(?)書きますね。
先週は、お休みの日に体のメンテナンスに行ってきました!
クラシックギターを30年近く弾いていると、体のメンテナンスが必要になってくることもあります。
幸いにして、まだ腱鞘炎やバネ指になったことはないのですが、私も指の不調に苦しんだ時期もありました。
一番、指の不調に苦しんだのは、2016年の年明け頃から、約半年間ほど、
左手親指がとにかく痛くて、セーハする時にとても痛かったのです。
親指の太さが右手と左手でまったく違う太さに・・・

その時の後遺症はまだ少し残っています。


もう痛みはまったくないのですが、いまでも、左の親指のほうが太いですね・・・
その時は、整形外科や整体院など、いろんなところに行って治療を試しました。
内科も行きました。
内科では、酒の飲みすぎで肝臓が悪くなっていて、それが指の不調の原因!
と言われ、かなりショックでした。

いろんな治療を受けましたが、
結局、とある治療院で筋肉の張りをほぐす治療を受けたところ、一発で治りました!
普段の演奏で、無駄な力が入り過ぎていたのでしょうね・・・
手や指に不調がある場合、どんな治療が自分に合っているか、
結局のところ、いろいろ試してみないと分からないのかなと思います。

クラシックギターを弾く時には、一般的には足台を使って、左足を足台に置いて構えますので、常に左右アンバランスな態勢を維持します。
このアンバランスな姿勢によって骨盤の歪みなども出ることがあるそうです。
たまに腰や背中が痛いという方もいらっしゃいますね。
アンバランスな姿勢を避けるために、ギターレストなど別の支持具を使うのもいいと思います。

先週は、ちょっと指の疲労がたまってきていると感じましたので、
久しぶりに、私の指の不調を治してくれた治療院に行ってきました。
指に疲労がたまっているから・・・とお伝えしたのですが、

「今日はお尻のほうもやらせて下さい!」とのこと。
「へ?お尻??」
前回行ったときに、気になっていたそうです・・・

指から腕、そして背中からお尻にかけてと、処置してもらいました。
その処置してくれた先生によると、
体の右側と左側で、コリがまったく違うらしいですね。
左腕は腕の内側の右寄りの筋肉、右腕は腕の表側の筋肉が張っていて、
お尻からふとももに掛けては、左だけが張っていると。

へー、そうなんだ。

クラシックギターは、左足に足台を置いて、左手で弦を押さえ、右手で弦をはじく、というアンバランスな体の使い方をしているので、どうしても左右で疲労の出る場所が異なるみたいですね。

指や腕に疲労がたまったら、早めにメンテンナンスに行ってみることをおすすめします。
また、正しいフォームで演奏することによって、指や腕の疲労のたまり方も変わってきますので、ギターの先生にフォームについても、ご指導をお願いするのもいいと思います。
あと、練習が終わったら、指のストレッチもしっかりやったほうがいいと言われました!

正しいフォームでの演奏、そしてたまには体のメンテナンスを心がけて、ずっと長くギターを続けたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました