【CTM 00-18】
小ぶりなサイズでサイド・バックにマホガニーを使用した00-18。小ぶりでありながら立ち上がり良く、さらに高音の抜けの良い響きからフィンガースタイルのプレイヤーに好まれるモデルです。今回のカスタム品は00-18をベースにトップ材をプレミアムグレードのシトカスプルース、そして645ｍｍの弦長にさらにテンション感を持たせる為スロッテッドヘッド、ネックシェイプを肉厚で丸いフルシックネスシェイプにすることで唸るような低音と中高音に張りを持たせた特別な一本に。見た目は馴染みある外観ですが、かなり珍しい組み合わせの一本となっています。この個体の着想を得たのは過去にMartin社から短期間発売させていたMartin00-16DBMから。Martin00-16DBMはオールマホガニー、シンプルなテノンジョイントネックに645.2ｍｍの長めの弦長とスロッテッドヘッドが特徴。いわば今回のカスタムオーダー品は00-16DBMの上位機種、さらにボディの厚みは00-18のままを採用することで立ち上がりの良さとパワフルさを前面に押し出したどこを取っても他に無い、唯一無二の組合せを持った一本と言えます。
細かな装飾にも拘っており、ボディバインディングは通常のブラックバインディングでは無くローズウッドバインディングを採用。指板・ブリッジは黒々としたブラックエボニーに上質なアバロン貝のポジションドットインレイが施されています。また、スロッテッドヘッドでありながら細めの42.9ｍｍナット幅、そしてMartinの歴史上最も肉厚で丸いフルシックネスネックシェイプを採用。握りやすいネックでありながらしっかりとした握りごたえを感じるネックにより太く甘い響きを楽しむことが出来ます。パーカッシブな響きに加え張りのある弦長から音の伸びがあり独特な残響感を感じます。特に中低音のボリュームが増していて少し力を込めてピッキングすると骨太なマホガニーサウンドが溢れてきます。
唯一無二の存在感を醸し出すCTM 00-18 、従来のStyle18では実現できなかった個性豊かなサウンドを是非お試し下さい。
仕様
Top Material:Sitka Spruce(PremiumGrade)
Rosette:Old Style 18 Multi-Stripe
Bracing Pattern:X Brace
Brace Shape:GoldenEra Scalloped
Brace Material:Spruce
Back Material:Mahogany
Side Material:Mahogany
Binding:East Indian Rosewood
Top Inlay Material:Multi-Stripe
Neck Material:Genuine Mahogany
Neck Shape:Full Thickness
Neck Taper:Standard
Nut Material:Bone
Headstock Shape:Slotted with Square Slot
Headplate Material:East Indian Rosewood
Fingerboard Material:Black Ebony
Scale Length:25.4″(645ｍｍ)
Fingerboard Width at Nut:1 11/16”(42.9mm)
Fingerboard Inlay Style:Old Style 18
Back and Side Finish:Gloss
Finish Top:Gloss
Top Color:Aging Toner
Bridge Material:Black Ebony
Bridge Style:GE Modern Belly- Drop in Saddle
Tuning Machines:Grover Nickel Open Gear
Pickguard:Faux Tortoise
Case:Hardshell
オリジナルハードケース付属
写真
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