
【CTM 000-42】
ボディトップ材に特殊な熱処理を加えたVTS加工とカーボンファイバーブリッジプレートなどMartin社が持つ技術と伝統を見事に融合させたMartin上位シリーズである『Modern Deluxe Series』をベースとしたカスタムオーダーモデルとなっております。
トップ材には通常のスプルース材よりもパワフルな響きが特徴的な希少材アディロンダックスプルースを特別に採用。さらになんとこちらのアディロンダックスプルースはMartin社が持つ最高グレードであるPremiumグレードを指定しておりますので、カスタムショップだからこそ実現ができた仕様となっております。そのアディロンダックスプルースに特殊熱処理であるVTS加工を施しております。
VTS加工とはVintage Tone Systemの略となっており、高温処置をトップ材に施すことで、材に含まれる水分量や状態を本物のヴィンテージMartinに使用される木材の細胞構造単位で模倣することで、1930年代から1940年代のものや、1800年代などの状態を再現をする技術で、000シェイプの煌びやか且つバランスの取れたサウンドはそのままに、ヴィンテージギターを彷彿とさせる乾いた鳴りと抜群の音抜けを実現したサウンドとなっております。
また、ネックシェイプは『Modified Low Oval』シェイプに変更。薄すぎず太すぎない程よい握り心地をしつつも程よく肉厚なネックシェイプとなっておりますので、木の密度をしっかりと感じる温かみのあるサウンドに繋がっております。
サウンドはもちろんのこと、ルックス面においても魅力がたっぷりと詰まっております。まず目を引くのはStyle42ならではの豪華なアバロン貝の装飾です。ボディの縁やロゼッタ部分などまるで芸術品かのような美しさがございます。また、ヘッドにはトーチインレイを採用。見ているだけでも時間が過ぎてしまうような魅力がございます。
バインディングはメイプル材を使用したウッドバインディング仕様となっているのも魅力の一つとなっております。ウッドバインディングのメリットとしては、全体的な印象により一層気の温かみを感じさせてくれるといったルックス面のメリットの他に、Martin補修ではもはやあるあるとまで言えるバインディング剥がれが起きにくいというメリットがございます。
バインディング剥がれは湿度の変化に伴い、ボディの木が縮むことで生じるのですが、ウッドバインディングはそのボディと一緒に動いてくれるため、バインディング剥がれが非常に起きづらいという仕組みというわけです。
Martin上位モデルをベースとしたサウンド、ルックス共に至極の一本となっておりますので、是非一度お試しくださいませ。
仕様
Top:Premium Grade Adironduck Spruce(With VTS)
Side&Back:Indian Rosewood
Bracing Pattern:X Brace(Scalloped)
Neck:Mahogany
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Scale:24.9″(約632mm)
Width at Nut:1 3/4”(約44.5mm)
オリジナルハードケース付属
写真
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