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“スタッフ櫻井がパールフルートに行ってきました!”


~技術革新の伝統~

千葉県八千代市の小さな工房から誕生したパールフルート。
これまでに一本芯金、ピンレス・メカニズムなど、
伝統的なフルート製作手法と最新のテクノロジーを掛け合わせ
多くのメーカーが追随して取り入れるほどの
革新的な技術を生み出してきました。
独創性にあふれ、パーツ一つ一つに至るまで徹底してクオリティを維持し
こだわりを強く持つフルートメーカー。

今回はスタッフ櫻井がパール楽器製造株式会社へお邪魔してきました。



〇パール楽器製造株式会社到着




なんと手描きのウェルカムボードが...!!!
こういったお気遣い、本当に嬉しいです!!!




さすが!!世界的に有名な打楽器メーカーさん!!
入り口にはミニサイズのキッズドラム!!
カッコいいですね☆


〇製管(管の加工)


音孔を立ち上げた時の広がりも計算され、小判型の穴を最初にあけるそうです。

機械の滑りを良くするために潤滑剤を塗ります。

引き上げていきます。


パイプ状の金属の筒に機械で穴あけし、
その穴を引き上げトーンホールを成形していきます。

引き上げたばかりのほやほやトーンホール!!
まだカーリングしていないのでパッと見ソルダードに見えます。



〇バフ研磨

“バフ”と呼ばれる布を高速で回転させ、表面を磨きます。

磨く前のキィパーツ。全体的に白く曇っています。

手作業で丁寧に磨いていきます。

ピカピカになりました...!!!



〇パーツ加工


温度が重要なロウ付け。
バーナーの温度が高すぎても低すぎても溶接が上手くいきません。

胴部座金の管体ハンダ付け前です。
こちらに一本芯金、ピンレスメカニズムが搭載されます。
設計寸法とロウ付け、ハンダ付け作業の高い精度が求められます。

アームの鎬の表面もひとつひとつ整えていきます。




〇組み上げ

完成したパーツを少しずつ調整しながら
管体へ組み上げていきます。





だんだんと完成してきました...!!!



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〇歌口加工

フルートの要とも言える頭部管!!
熟練の職人さんによって、ひとつひとつ削り出されていきます。

専用の治具を使用し、まずは小さな穴を開け少しずつ削っていくそうです。
失敗は許されない、シビアな工程です...。

こちらリッププレートに彫刻を入れられています...!!!
もちろん機械ではなく、職人さんの手彫りです。
美しい......!!!!!!!

こうして1本1本丁寧に作り上げられ販売店へ出荷されます。


〇最後に....
今回隅から隅までじっくり見学させて頂き
新しいことにどんどんチャレンジしていく、という姿勢にとてもワクワクしました!!
機械と人の手、フルート製造においての伝統を守りながら綺麗な音を作り
耐久性の高さを心がけ、最新の技術を掛け合わせていく。
他社メーカーにはない、パールフルートならではの
やり方であり魅力だと感じました。

これからもたくさんの方にパールフルートの魅力を発信できるよう
私も精進いたします!!
パール楽器製造株式会社の皆様、
誠にありがとうございました!!







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