大沢美月さんのインストアライブを開催しました!

クラシックギター

2022年9月4日(土) 12:00~ 大沢美月さんのインストアライブを開催しました!

ウィーンに留学中の大沢美月さんですが、今年の帰国の日程をご連絡頂いて、今回のインストアライブの開催となりました。

私がうっかり忘れていたのですが、インストアライブの前日にも大沢美月さんにご来店頂き、当日使用して頂くギターを、曲に合わせて入念に選んで頂きました!選んでもらってる写真も撮っておけばよかった!・・・うっかりしておりました。申し訳ありません。

では、当日の曲目と使用して頂いたギターをご紹介します!

1.El Marabino(A.ラウロ)

 使用ギター : カルロス・フアン・ブスキエル Traditional 新作

2.リュート組曲第一番 BWV996 ホ短調 (J.S.バッハ)

 使用ギター : ポール・ジェイコブソン 2008年製

3.ロッシニアーナ No.1 (M.ジュリアーニ)

 使用ギター : カルロス・フアン・ブスキエル Traditional 新作

4.A.Felicidade (A.C.ジョビン)

 使用ギター : ホセ・ラミレス MTスタンプ 1967年製

5.11月のある日 (L.ブローウェル)

 使用ギター : ホセ・ラミレス MTスタンプ 1967年製

6.永劫の螺旋(L.ブローウェル)

 使用ギター : ポール・ジェイコブソン 2008年製

アンコール~ ひまわり(H.マンシーニ)

 使用ギター : カルロス・フアン・ブスキエル Traditional 新作

以前から音楽表現の美しさに注目していましたが、やっぱり大沢美月さんの奏でる音楽は美しい!そして、前日に曲目に合わせてギターを選んで頂いただけあって、それぞれの曲とギターの相性の相乗効果で、曲ごとのギターの音色の違い・変化が際立つ演奏!

ある時は緊張感漂う空気感を漂わせたかとおもうと、ある時は柔らかく心地よく、またある時は笑顔とともに聴いていて嬉しくなるような楽しい演奏、音色の変化もまさに七色の音色を奏でるタッチの繊細さ。改めてギターってこんなに美しい音色なんだと再認識しました!

リュート組曲はカポタストを使用しての演奏。装飾音の入れ方も工夫されていて重厚でありながらも流れるような演奏。ロッシニアーナも演奏の熱量がとにかく伝わってくる演奏で、この大曲の演奏終了後もすぐには拍手が鳴りやまない熱演!

そうそう、前日のギター選びの際は、ヴィンテージ銘器から新作まで幅広く弾いて頂いたのですが、その中でも、一押しして頂いたギターがこちら!

カルロス・フアン・ブスキエル Traditional 新作!

明るく華やかに、思い通りの音が出せる。とても弾きやすくて、良く鳴るし、音もいい!と、絶賛のお言葉を頂きました!アンコールでもブスキエルで弾いて頂きましたが、涙がでそうなくらい美しいサウンド!やっぱり生のライブっていいですね!

今日の演奏の模様は、後日、Youtubeにアップできるように準備を進めてまいりますので、お楽しみにお待ち下さい!

そして、演奏が終わったあとは、本日のご予約のお客様への特典、Amazon限定で発売されている大沢美月さんのDVDご購入の方へのサイン会!みなさんの笑顔を見ていると、改めて今日の演奏の素晴らしさを実感しました。

なにしろ、プログラムを前日に見せてもらって、大曲揃いのプログラムにこっちがビックリしました!リュート組曲第一番の全曲とロッシニアーナを同時に聴けるなんて、こんな機会はなかなかないです。

大沢美月さん、素晴らしい演奏をありがとうございました!