まず一番先に「えッ !?」と驚嘆したのが「音が変わった」こと。 ワイドなプレートによって首 (喉) が圧迫から解放され、息の通りがスムーズになったことにより、スコーンと音が抜けます。この感覚は衝撃でした。さらに、このモデルはフックの素材に真鍮を採用しており、よりファットなサウンドを手に入れる事が出来ます。 音が良くなる、これだけでストラップをチョイスする理由としてはもう十分なのですが、次に長く使ってみて素晴らしいと思っている点は、練習や本番の「疲れがかなり軽減された」こと。 音が変わった理由でもあるワイドなプレートにより、首、肩の負担が軽減され、長時間の演奏でも全然疲れません。ソプラノからバリトンまでの持ち替えもなんなく可能です。そして、このモデルで採用したフックは従来のモデルよりも少し大きめなので、持ち替えの際の煩わしさがなくなり、強度も抜群なので、アクティブなライブパフォーマンスにも耐えられます。 デザイン的にはフォーマルでもカジュアルでもビシッとキマる色、形にこだわりました。たまに楽器を持っていない時に「カッコいいネックレスだね!」とお褒めの言葉をいただきます (笑)。楽器、マウスピース、リガチャー、リードにこだわっているのに、「ストラップは何でもいいんじゃない?」ってのは、もったいなさ過ぎます!是非体感していただきたいです。 音が良くなって、疲れなくて、カッコいい。最高じゃないですか (笑)。 藤田 淳之介
2003年、インストゥルメンタルユニット Clacks(クラックス)のサックス奏者としてホリプロよりメジャーデビュー。同ユニット解散後、2008年ジャズバンド TRI4TH(トライフォース)に加入。2009年デュオユニット門藤(かどふじ)でメジャーデビュー。 バンドの活動に加え、多数アーティストのレコーディング、ライブサポートなどに参加し、更には作編曲家としても精力的に活動している。