さて、ジェイクのニューアルバムでの演奏は本当に熟成したと語る人が多いのですが、その理由としてジェイク自身が今まで以上に作曲に集中したことがあげられます。アルバムには10曲のオリジナルチューンに2曲のカバーチューンが含まれてすが、「より感性に主眼をおく」ように努め、自身のトーンを引き出すことにも努めたようです。自分が弾く「音のすべて」を重視し、以前はテクニックに重点を置いた速弾きリックを使おうとしてましたが、今回はより「自分の音」を使おうと心がけたようです。
そういえば、記事ではジェイクはウクレレをいったい何本持っているのかも話していました。
大体5本のウクレレを持っていますが、パフォーマンスするときは1本だけを使います。知っているでしょ、あの1本です。
Q:それって、B.B.キングみたいって事? そのウクレレには名前があるの?(※ブルースギタリストのB.B.キングが使用しているギターには「ルシール」という名前がついている)
A:もちろん、バフィー!
Q:それはバンパイヤを退治する?(※日本でもCSで放送されていたTVドラマ。Buffyという女のコがバンパイヤを退治する話)
A:いいや何も退治しないよ、残念ながらね。
「まだハワイの住人なの?」と冷やかされるほど多忙な彼ですが、昨年はたくさんツアーをしていました。1月から9月まで家にいた日数を数えたら2ヶ月に満たないくらい旅しいてたそうで、ほぼ毎月ツアー。もちろん5週間のジャパンツアーも含まれます。そのほかアメリカ本土、西海岸はL.A.とラスベガスの近く、それからシアトルとスポーケンに行ったといいます。
「今好きな曲は何か?」との質問にあげた作品は、ジェフ バックレイの"モジョ ピン"。「彼の持つ影の部分はとても興味深い。最初に聞いたとき、彼のレコーディングにはとてもマジカルな何かがあった。ただ感じるんだ。レコーディングアーティストというものは、感性を引きつけることをたくさんテープの上でする。それはとても大変な事なんだ。僕の知っている中でもそれができている曲はとても稀だよ。もちろんライブアルバムでもね。たとえばアニイ デフランコと・・・それから・・・イズリエル・カマカヴィヴァオレ。彼の"Somewhere Overthe Rainbow"には、彼の気持ち全てが込められている。あの最も純粋な表現こそ、彼そのもの、彼自身だ」と語っていました。
ジェイクはレコーディングスタジオに居続けるのは嫌いだそうで、彼曰く「不毛だと思う」。そのわけはレコーデンングスタジオにいる時は「マイクロフォンと自分だけ」なのが嫌いだとか。
「レコーディングしているときは「最高の演奏」か「最も満足した演奏」をしなければならないと考える。でも、時間をかけてもそんなことは起こり得ない。なぜなら、それは良い場所で良いオーディエンスと一緒にいて初めて得られるものだから。マインドなのさ、全てのことをパーフェクトにしてくれるのはね」
つまり、コンサートに足を運んだアナタとともに「最も満足した演奏」が完成するのですね。
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