オアフ島カイムキ在住 Mr.KokuboのウクレレNEWS
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今回のご報告は近所のウクレレファクトリーです。写真とレポートでお伝えしているオアフ島をはじめとする「ハワイ州」は、アメリカ合衆国最新の州で、1959年に州となりました。アメリカ合衆国は我が日本国と違って多くの権限が州政府に与えられ、市民サービスの中心は州、そして市と郡が施行します。ハワイ大学も州立です。
税率も州によって違いがありますが、ハワイ州の所得税はおおまかに言うと30%以上とかなり高額。そして狭い島々なので、生活必需品の自動車、ガソリン、そして家などの価格もとても高く、生きていくには相当つらいところだと感じます。
一方収入はビジネスの修士号を持ち、ニューヨークで銀行マンだった人でも、ハワイの銀行に勤めて毎月の手取りで$1,800。おまけに「この数年で1セントも上がってないね」といった状況になっています。ちなみに銀行業はこの州で最大の産業です。ま、そんな夢と現実に大きなギャップのある「楽園」ですが、一生懸命に額に汗して働くウクレレ工場の人々の様子をまとめてみました。
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最初のウクレレ工場のご紹介は、パールシティー近くにある「ケリー」です。シスターブランド「ケイラニ」は、ケリーさんのかわいい娘さんの名前。写真がお父さんのケリー氏です。ハワイアンな性格からか、ウクレレの材料入手が困難なためか、コアの原材料は不足がちです。そこで、オールマホガニーやマホのサイドバック+コアトップのモデルをケリーのシスターブランド「ケイラニ」で展開しています。 |
| ←写真のウクレレを持つ人が「ケリーさん」。そして、後姿はわれらが阿部店長です。 |
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次は、アラモアナセンターやワードからも近い「カマカ社」です。今や「ウチのウクレレはカマカだから」などと、まるであの高級ブランド「ヴィトン」のように多くの主婦にも一流品として知られています。場所的にも観光しやすい場所にあり、多くの人がカマカの社屋を訪れるほど。オアフ島観光局の観光スポット指定を受けていて、社屋の前のサウス通りには州政府の案内看板もあります。
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その規模は「世界のカマカの社屋がこんなに小さいの?」と驚きますが、内部は他の工場と比べれば充分に機能的なレイアウトで構成。ドアを入ると、1階にはショップフロントがあり、在庫があればウクレレを買う事が出来ます。
その奥の1階部分が、ウクレレ組み立てラインのフロアです。製造工程にあわせラインが組まれ、工場全体は非常に蒸し暑く、額に汗しながら仕事をしています。
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ウクレレのボディを切る型とボディサイドを曲げるベンダー。この横には通路をはさんで、乾燥中のボディがたくさん吊り下がっています。
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コア材のストックは、工場裏に風通しが良いように積み上げられてします。これで、7年分とのことですが、あと7年はとても持たないでしょう。それにしてもジュースやお茶の空き缶の多さからも、工場内の蒸し暑さが想像できます。
すごい量のオーダーがあるようですが、そんな早急にウクレレを製作できる技術者は育ちません。2階にある最終工程で働くハワイアンの人は「いまの3倍に増産? いいね、出来るよ! わっはっはっは」とビックな笑い声を交えて言ってくれましたが、現状でも汗だくで弦を張りまくっていました。この島の人々は本当に気のいい人たちばかりです。
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次は個人製作者を紹介しましょう。クリス・マーチン三世とマブダチで製作方法も彼から学んだと豪語するハオレ(白人)「レス・リエトフォーズ」さんです。
彼は「ソプラノ製作はペインフル(苦痛)だ」といいます。最近は、ギター製作に近い大きいボディのカッタウェ−タイプ中心に、カイルアにある自宅のガレージで製作しています。一見、普通のアメリカの家という感じですが、中は立派にウクレレ工房です。
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