| ワーウィックは、ドイツの大手楽器メーカー「フラマス (Framus)」の創業者一族に生まれたハンス・ピーター・ウィルファーによって1982年に設立されました。後のワーウィックの急進ぶりから見れば少なからず影響を受けたであろう1980年前後のブルックリンのベース・ムーブメントを目の当たりにした彼は、「これからはベースだぜ」と楽器屋稼業ならではの野心家精神を萌芽させたのかもしれません。コレクターズ・アイテムとしても有名なファースト・モデル「ノビー・メイデル (Nobby Meidel)」は時代を反映したヘッドレス・タイプで、ハンスの右腕だったセールスマンの名から付けられました。その翌年の1983年に「Streamer Stage I」を発表。人間工学に基づいて大胆に削り込まれたボディ・バックは身体に自然にフィットし、プレイアビリティが高く、且つ美しいそのデザインは、オールラウンドなサウンドと相まって現在でも高い人気を誇ります。そして、1984年には、ジャック・ブルースの使用で知られる「Thumb Bass」を発表。斬新なフォルムのコンパクトなボディと、他メーカーではあまり使用されていなかったブビンガ、オヴァンコール、ウェンジといったエキゾチック・ウッドのコンストラクションが話題となり、ワーウィックの名を一躍世界に広めることとなりました。現在ではブランドを代表するモデルとなっています。以降、「Streamer Stage II」「Corvette」といったスタンダードなラインから、「Dolphin」「Infinity」「Triumph」といった斬新なデザイン/スペックのモデル、「Vampyre」といった企画モノまで、数多くのモデルを次々と世に送り出し、且つその幅広い音楽に対応するサウンドから多くのベース・プレイヤーに愛用されています。 |