はじめに

今回はアクティブベースの中で定番のG&L L-2000 とMUSICMAN STINGRAYをご紹介します。この2本はかの有名なレオ・フェンダーが作り上げた最高傑作となり今でも絶大な人気を誇るベースです。どちらも本当にオススメのベースなのでそんな2本を今回は各箇所ごとに徹底的にご説明いたします。ベーシストもそうでない方も是非ご覧下さい!!


G&L L-2000

L-2000

G&Lブランドの中でも代表的なモデルL-2000はどんなジャンルにも対応できるベースというコンセプトの元開発されたベースです。その名の通り多彩なサウンドバリエーションにより様々なジャンルにも対応できるベースに仕上がっています。レオ・フェンダーが今まで作り上げてきたベースの集大成にふさわしい一本です。ちなみに社名のG&Lはジョージ・フラートンとレオ・フェンダーの頭文字からつけられた名前になります。


BODY
材料はスワンプアッシュを使用しています。ダブルカッタウェイタイプのベースで定番の仕様です。またエルボーカット、コンター加工が施されており弾き心地はバッチリです。

カラーはブルーバーストとなりL-2000の代表的なカラーの一つです。G&Lの特徴の一つが多彩なカラーバリエーションです。塗りつぶしタイプからバーストタイプ、メタリックタイプと何十種類ものカラーリングがありカラーで困ることはまずないでしょう。
ルックスもL-2000ならではのバランスのとれた他にはない良い味がでています。ボディ厚は41mmとなり一般的な厚みです。

NECK
材料はエボニーとハードロックメイプルを使用しています。エボニー材は真っ黒な見た目で上質なのが良く分かります。

メイプル材は柾目取り(木目が真っ直ぐになる様に切り出す取り方)をしているのでねじれなどの心配も少なく安心です。フレットの際の加工もG&Lはかなり力を入れており完成度が本当に高くスムーズなフィンガリングには最適です。

近年のモデルは日本ではスリムネックが主流となっておりジャズベースの様に握り込む演奏にはもってこいです。またサテンフィニッシュとなりサラサラした触り心地は癖になります。パールタイプのドットポジションもキレイでカッコイイです。21フレット仕様になります。

HEAD
他にはないこの独特なシェイプがG&Lらしさの一つです。好き嫌いは多少でてしまう形ではありますが見れば見るほど味があります。

フェンダー同様の段付きヘッドはテンション感が良いです。ペグポストにはアルミを使っており強度は勿論のこと若干軽めなのも魅力の一つです。ロッドアジャストがヘッドについているのでネック調整が楽なのも魅力です。

ヘッド厚は約14.5mmになりよくある普通の厚さです。ナット幅は38.5mmとなり細めです。ジャズベースは38mmとなるのでほとんど変わらないですね。

JOINT
6点止めのボルトオンタイプです。プレート付きよりもより面倒な加工が必要となる為G&Lのこだわりが感じられる箇所の一つです。6点止めはネックとボディがより固定され固定面積が増えサスティーンがより向上します。

BRIGE
安定したサドルを得るためにタイトロックスクリューを採用しています。サドルを横からイモネジで締め固定する構造になっています。この構造によりピッチの安定性が得られ音の伝達の向上、サスティーンの向上が得られます。質量もかなりあるブリッジになるのでより安定したベースサウンドが得られます。

PICKUP
レオ・フェンダーがこだわりぬいて開発したピックアップG&L Magnetic Field Humbucking Pickupsが音の最大の特徴といえます。高出力に設定されたピックアップはパワフルな太いサウンドを実現しました。さらにポールピースの一つ一つの高低が変えられ調整の幅も大変広い構造になっています。こういったピックアップは少なくパーツとしてもオススメのピックアップです。

4芯+アースになっているので様々なバリエーションが可能なのもこのピックアップの特徴の一つです。フロント、リア共に同様のピックアップです。

CONTROL
サウンドメイクの肝となるのが三つのミニスイッチです。右から順にミニスイッチが「ピックアップセレクター(フロント、ミックス、リア)」、「シリーズ、タップ、パラレル」、パッシブ、アクティブ、アクティブブースト」となりセッティング次第では「ジャズベース」のような配列から「スティングレイ」のような配列とかなり幅広いセッティングが可能です。

次に右から順にノブが「マスターヴォリューム」、「ハイカット」、「ローカット」となります。L-2000は他のアクティブベースとは多少異なる構造をしており電池でのコントロールはあくまでブースターのみとなります。いわゆるイコライザーはついておらずハイカット、ローカットはコンデンサの抵抗で絞っている構造になります。

他のアクティブベースとは一味違った構造がL-2000独自のサウンドの最大の魅力なのかもしれません。


MUSICMAN STINGRAY

STINGRAY

アクティブベースを世に広めたスティングレイはエレクトリックベースの歴史にはもはや欠かせない一本です。プリアンプのイコライザーを搭載したサウンドはバキバキサウンドとして数多くのアーティストに使われ続けています。もはや王道のスティングレイはサウンド、ルックス共に文句なしの仕上がりです。ちなにみロゴマークの二人の人物はレオ・フェンダーとトム・ウォーカーと言われています。


BODY
材料はアッシュを使用しています。ダブルカッタウェイタイプの定番の仕様です。またエルボーカット、コンター加工が施されており弾きやすいです。ちなみに発売当初はエルボーカット、コンター加工がされていませんでした。

カラーはナチュラルカラーの黒ピックガードとなりSTINGRAYの中でも最も定番の愛用者が多いカラーです。ブラックにホワイト、サンバースト辺りも定番の人気カラーです。スティングレイはベーシストなら誰もが一度は憧れる間違いのないルックスです。ボディ厚は41mmとなり一般的な厚みです。

NECK
材料はハードメイプルを使用しています。特徴的なのがなんといってもオイルフィニッシュです。サテンフィニッシュと一見似ていますがオイルフィニッシュは木自体にオイルを染み込ませているだけなので触り心地が一味違います。ナチュラルなサラサラ感は最高です。またフレットの際の加工も丁寧な仕上がりです。ネックはわりと広めなタイプになりクラシカルハンドなどでの演奏には最適です。

ロッドアジャストがネックエンドについておりホイールナットを採用しているのでネック調整も大変楽です。フェンダージャズベースのようにネックを外さないと調整が出来ないものは一手間かかり大変ですからね。大きめのドットポジションもスティングレイらしくカッコイイです。21フレット仕様になります。

HEAD
ペグが3対1で並べられたコンパクトなヘッドです。特徴的なのがペグのつまみの部分が少ししかでていないので回す時にギリギリ引っかかりそうになってしまう所です。かなり際どい設計です(汗)。

ペグのつまみを右用と左用にバラして変えられる機能がついています。ヘッドの塗装はサテンフィニッシュになります。見た目では分からないですがヘッドとネックの塗装が違う珍しい設計です。2005年以降に採用されたコンペーセイデットナットは変わった形をしておりよりピッチ感を向上します。ヘッド厚は約16mmとなりちょっと厚めです。ナット幅は43mmとなりやや広めです。

JOINT
6点止めのボルトオンタイプです。プレート付きとなりミュージックマンロゴが彫ってあります。発売当時は3点止めから80年代には4点止めになり現在では6点止めと序々に増えてきました。6点止めはネックとボディがより固定され固定面積が増えサスティーンがより向上します。今では様々なベースが6点止め採用しており時代の流れを感じる箇所ですね。

BRIGE
スチールのブリッジプレートにスチール・サドルをセットした仕様のブリッジです。ブリッジ・ユニットには、サドルのズレを防止するボルトが使われています。このボルトは、ボディにマウントされたアンカーで固定され、固定用のスクリューと共に、ブリッジを確実にボディに密着させる構造になっています。よりサスティーンを向上させサウンドの重要な要素の一つになっています。

PICKUP
プリアンプを搭載させる為に開発されたMusicMan Humbuckingは出力を抑えプリアンプで自在なサウンドメイクができるよう絶妙なバランスで作られています。更にリアに一発のみというかなり挑戦的な構造になっています。スティングレイのバキバキサウンドと言われる大元はこのピックアップがあるからこそ成り立つサウンドです。

様々なメーカーからミュージックマンタイプハムバッキングPUがでており良いものも沢山ありますがやはりオリジナルピックアップがオススメです。

CONTROL
アクティブベースの王道とも言える定番の構造3バンドEQを搭載しています。右から順に「マスターヴォリューム」、「トレブルブースト」、「ミドルブースト」、「ベースブースト」となります。スティングレイのバキバキサウンドを作っているのがこのイコライザーになるわけです。勿論太く重い低音の効いたベースサウンドも作ることが可能です。

単純なコントロールなので操作も楽にでき扱い易いです。現在ではアクティブベースの定番といわれるスティングレイのサウンドは文句なしの仕上がりです。




G&L全在庫 MusicMan全在庫



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