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GUILDは1953年来、オリジナリティ溢れるギターを作り続けている、歴史あるギターメーカーの一つです。
ニューヨークのジャズシーンから始まり、ウッドストックで伝説となったリッチー・ヘブンスのパフォーマンス、サウンドガーデンのキム・テイルに至るまで、GUILDギターは、偉大なミュージックシーンの一部を担ってきました。
古き良き時代から受け継がれてきた職人技、品質、価値と共にプレイヤビリティを第一に考え、GUILDギターは生産されています。
GUILDの歴史と伝統
- -1945-
- 1945年ニューヨーク、 GUILD創始者であるアルフレッド・ドロンジはバーニー・サグマンと共に「サグマン&ドロンジ」という楽器店をオープン。創業してまもなく、ドロンジは驚異的な経営手腕をみせます。 そして数年後、バーニー・サグマンから、権利を買取り、店名を「ドロンジミュージックショップ」と改めました。
- -1952-
- その後ドロンジミュージックショップの売上は好調を続けます。 好調の最中、アルフレッドは自らの手で、より良いギターを世に流通させたいという思いが日に日に強くなります。 そして1952年 エピフォンの元社長、ジョージ・マンと業務提携を行い、 アルフレッドの念願 「GUILDギターカンパニー」を設立します。
- -1953 4月-
- 1953年4月、最初のGUILDギターがニューヨーク市パールストリートで誕生します。 GUILD最初のモデルは大のジャズ愛好家であったアルフレッドの強い希望で、ディープホロウタイプのエレキギターから始まりました。
- -1950年代-
- 50年代初頭からGUILDはアーチトップギターの生産を開始し、続いてアコースティックギターの生産も開始します。X-175 Manhattan、M-75 Aristocrat、 F-30、 F-40、 F-50などの伝説的なモデルが登場したのがこの時期です。1956年に工場をニューヨークからニュージャージー州ホーボーケンに移します。そして1960年代にかけて「ボブ・ブロンバーグ(ジェネラルマネージャー)」、「ギルバート・ディアス(最終組立責任者)」、「カルロ・グレコ(ルシアー)」などの著名な人員を雇い入れ、GUILDが更なる成長を遂げた時期でもあります。 また、この頃、アルフレッドのジャズ界での顔の広さで「ジョニー・スミス」「ドン・アーノン」「カール・クレス」「バリー・ギャルブレイス」など多くのアーティストがGUILDと契約しました。
- -1960年代-
- 1960年代に現在でも人気モデルである、STARFIREシリーズや Thunderbird、S-100 Polara、が続々とリリースされました。バディ・ガイがSTARFIRE IVを使用し、 マディー・ウォーターズはThunderbirdを使用、ボニー・レイットが最初のF-50を手にし、続々とGUILDプレイヤーが活躍します。同時期に初のクラシックギター「Mark」シリーズをアル・ドロンジの息子であるマーク・ドロンジ(DR STRINGS創始者)とカルロ・グレコの手によって制作。その一方ではジョニー·スミスとの協力により「ジョージ·バーンズ」 「デュアン·エディ」 「バートウィードン」のシグネチャーモデルも手がけます。また、1964年に開催された伝説のウッドストックでリッチー・ヘブンスがD-40を使用したことで世界的にGUILDの名前は知れ渡り、永きにわたって「D-40」「D-50」はGUILDを代表するモデルとなりました。そして、初の12弦ギターやベースが制作されたのも同時期です。
- -1970年代-
- 70年代にGUILDは激動の時代を迎えます。1972年、アルフレッド・ドロンジが不慮の飛行機事故により死去。レオン・テルが責任者として急遽就任。悲しみに暮れる間も無く、この時期、ドレッドノートボディにカッタウェイを採用したモデルの製造を開始(D-40C)。 更にドレッドノートシェイプの12弦ギターの製造(G-212&G-312)も開始します。頭文字がGより始まる理由は謎のままですが、これらのモデルが後に登場する名器の礎になります。また、この頃Manny's Musicで、かのジミ・ヘンドリクスが12弦モデル(F-212)を購入したという資料が残っています。
- -1980年代-
- 1983年にトーキングヘッズのライブ「Stop Making Sense」が映像化され、その中でメインボーカルのデヴィッド・バーンが最後に歌った「Crosseyed and Painless」の際、GUILDのソリッドギターを使用したことがきっかけとなり、ハードロックやへヴィメタルプレイヤーからの熱い支持を受けるようになります。その声に応えるべく X-82 Starfighter、S-80 Flyer、X-79 Skyhawk、SB-66E Bladerunner、などのソリッドギターを数多くリリース。アコースティックラインでは新たにGUILDのパートナーとなったジョージ・グルーン(有名なギター歴史家であり、グルーンギターのオーナー)へ協力し D62、D64、D66、F42、F44、F46などをリリース。GUILDとしてもグルーンギターの技術を応用し、より精度の高いアコースティックギターの製造が可能となりました。また、アーティストモデルも多く設計されハンク・ウィリアムズのJr.(G-45)、DE-500そして、デュエイン・エディーのオリジナルギターも製作されました。
- -1990年代-
- スティーヴィー・レイボーンがMTV アンプラグド内でJF6512を使用。 1993年にはスラッシュの為にレッドカラーのダブルネックギターを作成。 エレキ6弦とセミアコーステック12弦のダブルネックギターのデザインのアイディアをスラッシュはナプキンに書き、それを要望どうりに作成したものが後に”クロスロード”と呼ばれるモデルです。 「ゴジラ」と呼ばれる同じ設計のギターはガンズ&ローゼズ、ベルベット・リボルバーでも使用されスラッシュと共に世界中を回りました。 また、GUILDのパートナーであるブライアン・メイの限定モデル「 Brian May Signature, Brian May Special,Brian May Standard 」の機種を生産。 さらに1994年に「Soundgarden」と「Black Hole Sun」で大ヒットを飛ばしたサウンドガーデンのギタリスト、キム・テイルが若干19歳にしてシグネチャーモデルの「S-100」を使用した事により、 若い世代へもGUILDの認知が急速に広まっていきました。
- -2000年代-
- この時期、GUILDはまるで遊牧民のように、より良い環境を求めて移動します。 2001年、ロードアイランド州からカルフォルニア州コロナに移転。2004年には、生産拠点をワシントン州タコマへ移転。 さらにより良い環境を求め、数年後にはコネチカット州ニューハートフォードへ生産拠点を移します。 この大移動の最中、伝統的なデザインを重視した「GAD」シリーズをリリース。 アーティスト達の動きも活発で、2002年にトム・ペティがグラミー賞を受賞した映画「Concert for George」の中でGUILDの12弦を奏で、 2003年には、アメリカ合衆国で開催されるチャリティーコンサートでシェリル・クロウが「The First Cut is the Deepest」を演奏する際に”M-85I bass”を使用したことでも注目を集めました。
- -現在-
- 現在も多くのアーティストに愛されるGUILD。 2011年に「El Camino」をリリースしたザ・ブラック・キーズのギタリスト、ダン・オーアーバックは64年モデルのThunderbirdを愛用しています。 そして、2012年にシグネチャーモデルをリリースした、ドイル・ダイクスが「Duane Eddyスタイルのヘッドストックインレイ、Chet Atkinsスタイルのフレットインレイ、 そして美しいバラを模ったブリッジ、そして幼い頃から憧れだったGUILDの名前。その全てが込められた、このギターは私の人生に無くてはならない」と語るシグネチャーモデルを作成。 2013年には創立60周年に合わせGUILD カスタムショップをオープン。 同時にレン・ファーガソンデザインの1930年代の設計を再現したOrpheum シリーズが60本限定で発売。 2013年にはNewark Street コレクションが発売、A-150、STARFIREを始めとする、伝説のエレキギターの復刻を果たします。 そして2014年GUILDは新たなオーナーであるCordobaの傘下に入り、レン・ファーガソンがR&Dとして就任し、USA製GUILDの製造拠点をカリフォルニアに戻しました。 これからの新しいGUILDにご期待ください。