2018.3.24 "strandberg LEDA 8 Signature"発売記念
デモンストレーション&トークショー レポート

3/24 G-CLUB SHIBUYAにて自身のバンドFar East Dizainでの活動のほか、BABYMETALを始めとした数多くのアーティストのサポートを務めるギタリスト、Leda氏によるシグネイチャーモデルの発売記念イベントが開催された。
Strandberg社からは日本人初のシグネイチャーモデルとなっており、Leda氏による拘りが詰まったスペシャルな仕様になっている。

また、この日は先日発売された7弦モデルLEDA7に加え、初公開となる8弦モデル、LEDA8の発表が行われる事もあり多くのファンが訪れた。


早速ギターインストによるLEDA8のデモンストレーション演奏が行われた。
8弦ともなるとベースの音域にも被る低音だが、あくまでギターらしいサウンドで、ヘヴィかつキャッチーなプレイを披露。

Leda氏曰く、ベースに近い音域であってもギターの音色でプレイをすれば役割も全く異なるとのこと。


演奏を終えると、Leda氏本人による新シグネイチャーモデルについての解説がなされた。

サウンドの要となっているローズウッド材のネックは密度の高い中域が特徴的で、以前より所有しているBodenの仕様が基となっている。

ボディに用いられたジャパニーズ・アッシュ(アオダモ)は通常使われるアッシュ材に比べ少しソフトな、アルダー寄りの音響特性を持っておりセン材等も試した結果、最終的にサウンド面、重量等を考慮してセレクトしたとのこと。

その他にも通常モデルに比べて滑らかに仕上げられたネックのエッジ、ベアナックルピックアップ等、トップギタリストならではの細やかな拘りが随所に見られ、アーティストモデルということを差し引いても非常に完成度の高い仕上がりとなっている。


続けて、7弦モデルLEDA7によるデモンストレーション。
LEDA8で見せた攻撃的なサウンドと一転して、ミドルテンポの叙情的な曲調。
ゆったりとした雄大なリード・プレイにおいても、粘りのあるサウンドが非常にマッチしている。


また、この日は事前に寄せられたファンからの質問に答える機会もあり、 サウンドメイクやプレイに関する質問等、中にはかなりマニアックな内容もあったが スラップ奏法等の実演も交え、普段ギターに触れることのないファンに人に対しても分かり易い解説がなされた。


イベント終了後はLeda氏の厚意により、なんとLEDA7,LEDA8を含む使用機材やギターに実際に触れられる機会が設けられた。

これほど近くでプロギタリストの機材に接する機会は滅多にない為、ファンにとっても嬉しいサプライズとなったことだろう。


今回メーカーにとってもインストアイベントという国内初の試みとなったが、ファンとの距離も近くプロミュージシャンの生の意見や楽器への拘りを感じられる、ライブとはまた違った特別な体験となり、大盛況のうちにこの日は終了した。

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