楽器フェア出展品入荷しました。
 Elrick Bass は1992年に発足し、翌93年のサマー NAMM ショー(テネシー州ナッシュビル)にて正式に発表となったブランドです。近年取り上げられる機会の増えてきた新興ブランドの一つと思われがちですが、その多くとの違いは、その15年というキャリアそのものです。製作家、ロブ・エルリックには、数多の顧客とともに積み重ねてきた経験と実績が既にあります。新興メーカーの多くがこれから味わうであろう苦楽を既に知っている彼ですから、遠い日本からの注文にも、安心してお客様のための一本をご提供できるのです。
 当初は6弦、36インチ・エクステンションスケールのスルーネック仕様のみを専門に製作していたものでしたが、15年に及ぶ顧客からのフィードバックやニーズに応えた結果、今では3種類のボディ形状と、パターンのネック・ジョイント形式を持った、シンプルな4弦から8弦、ピッコロなど50種類以上のモデルバリエーションを展開するに至っています。彼の素晴らしいところは、顧客の有名無名を全く問わず、全てのフィードバックを対等に扱っているところで、広告等に有名ミュージシャンの名前が出てこない反面、あなたの楽器に対してどんなマイナー・オーダーであったとしても、常に全力で応えてくれます。
 もちろん楽器は、シカゴにある彼の工房にて100%ハンドメイドで製作されています。実際にはハンドメイドといっても色々ですが、彼の場合、材の選定、カットから組み込みまでの手工ギター製作の作業全てをたった一人で行なっています。そして特筆すべきは、迅速な仕事ぶりです。多くの工房、製作家が6ヶ月から1年程度の納期でオーダーを受けているのに対し、彼は平均約4ヶ月で楽器を仕上げてきます。一人で製作している作家のとしては信じられないほどの早さといえます。故にあまり沢山のバックオーダーを抱えずにすんでいるようです。「あまりお待たせしない、という事も私のモットーの一つです。優れた職人は丁寧かつ早いと思うのです。私も常にそうありたいと願っています。」とは本人の弁。こうした姿勢が高く評価されたことで、米国内でも取扱いディーラーが急増したのはご存知の通りです。そして作家として脂がのってきたともいえる近年、そうした需要に対し、誰もが唸るような優れた楽器で応えてくれています。カスタムメイドに拘り、実践し、沢山の良質な木材の中から、本当に望まれた一本を作り上げる力のある製作家です。

「100%ロブ・エルリックGENUINE」そんな彼の楽器を1度手にとってみてはいかがでしょうか。


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