アンプ使用上のご注意

・必ず正しい電圧でご使用ください。延長コード等を使用する場合は、必ずアンペア容量をお確かめの上ご使用下さい。接地(アース)アダプターを必要とする製品ではアダプターを使用し、正しく接地してください。

・過度の湿気、水や雨にさらしたり、直射日光下や高温になる場所での設置や長時間の使用はしないでください。 また、湿気の多い場所や濡れた状態でアンプを使用するのは故障や事故の原因となりますので絶対におやめください。

・アンプが正しく設置されていることを確認してからご使用ください。

・アンプは小さなお子様の手の届かない場所に設置してください。

・AC電源は、必ずアンプに記載されている電源の規格に沿って接続してください。

・スイッチやコントロールツマミ等に過度の力を加えることはおやめください。

・大雨、地震、落雷等、天災時での危険が差し迫っている場合やアンプを長時間使用しない場合は、AC電源プラグをコンセントから抜いておいてください。

・アンプヘッドとスピーカーキャビネットの接続には必ずスピーカーケーブルをご使用ください。楽器とアンプを接続する楽器用のケーブルを使用するのは絶対におやめください。アンプ側、スピーカー側それぞれに大きなダメージを与えることがあり、機器の故障や発火の恐れがあります。

・アンプの背面、上部、側面は熱換気が出来るよう十分な空間を確保し出来るだけ風通しのよいところで使用してください。また、長時間の使用によりアンプ自体に熱をもちやすいモデルでは保護回路が働き一時的に音が出力されなくなるモデルもございます。そういった場合には一度電源をOFFにして十分にアンプを冷ましてから再度ご使用ください。 特に真空管を使用したアンプでは熱がこもり、火傷やアンプの故障、トラブルの原因になりやすいので、出来れば一般的に販売されているファンや扇風機等をご使用いただくと、アンプの内部回路へのダメージが少なくなります。

・アンプとの接続を行う前には、スピーカーやその他の機器の損傷を防ぐためにも、それぞれの機器の電源は全てOFFにしておいてください。また、アンプ本体の電源をON/OFFする際には必ずVOL、MASTER VOL、GAIN VOL等のコントロールを0にしてから行って下さい。

・真空管を使用したモデルでは、必ずスタンバイSWがOFFになっている事を確認してから電源のメインSWを立ち上げ、真空管が十分温まってからONにしてください。急な音出しは真空管に大きなダメージを与え、著しく寿命を縮めることになります。

・熱くなった真空管には直接触れないようご注意ください。もし触らなければいけない場合には、必ず手袋等を使用してください。

・日常のケアとしましては、各ジャックのクリーニングを行う程度までとし、内部を開けての掃除等はおやめください。また、外装はクロス等柔らかい布で拭いてください。シンナーやベンジンのような溶剤を使用することは絶対におやめください。アンプの状態を健康に保つためにも日頃よりホコリ等にはお気をつけください。

・ヒューズが切れる場合は内部に異常がある可能性が考えられます。お買い上げになられた販売店にてご相談ください。また、交換される際には必ず表示規格のヒューズをご使用ください。表示規格と違うヒューズを使用すると、アンプ内部の基盤や真空管等を破損させる恐れがあります。

・ヒューズや真空管を交換する場合は、必ずAC電源コードを抜いてから作業を行ってください。 また、チューブバイアス調整が必要なモデルでの真空管の交換は販売店舗や修理専門店等専門家にご依頼ください。 もしバイアス調整されていない場合には、故障または発火する恐れがあり、修理が出来なくなる場合があります。

・出力の大きなアンプを大音量で使い続けると、最悪の場合聴力を永久に失うおそれがあります。また、突発的な大音量にも十分にお気をつけください。

・内部の改造はおやめください。修理はお買い上げの販売店、または弊社までご依頼ください。

・アンプには多くの精密なパーツが複雑に搭載されています。これらにダメージを与えないためにも大きな振動を与えることは避けてください。特に運搬時等にキャリーカート等でアンプヘッドを縦にして運ぶ事は、真空管が緩んだり、割れたりして重大なトラブルの原因につながる可能性がありますので充分にご注意ください。