PAULINO BERNABE
パウリーノ ベルナベ
パウリーノ・ベルナベ(1960-)は父でありラミレス工房の工房長でもあった初代パウリーノ・ベルナベ(1932-2007)の優秀かつ忠実な1番弟子でした。17歳から父の元でギター職人としての仕事を始め、以降30年間に渡り初代ベルナベと名器となるギターを研究し続けおり、2007年に初代ベルナベが逝去したのちも日夜研鑽を積んでいます。ベルナベ氏製作のギターは、外見も美しいセラック塗装で仕上げられており、その風格、佇まいも見事なギターです。弾いてみて、まず驚かされるのは、その音量の大きさと響きの豊かさです。高音はからっとした明るい響きであり、伸びやかによく歌います。荘重で重厚感のある低音とのバランスも抜群です。実際に試奏いただくと、その豊かな響きの美しさにきっと驚かれることと思います。