GIBSON CUSTOM 2015
True Historic ヒストリック・コレクションに代わる究極のリイシューモデル[トゥルー・ヒストリック]の全貌に迫る!!

True Historicとは?

ヒストリック・プログラム・マネージャーのEdwin Wilsonをプロジェクト・リーダーとして、これまで生産効率やコスト等の事情でマス・プロダクションでは成しえなかった部分まで着手することにより、ヴィンテージの持つトーン、ルックス、プレイアビリティを極限まで突き詰め、さらにはフィーリング、趣といった感覚的な部分にまで迫った究極のリイシューとして誕生。これまでのリイシューのアップデイトではなく、完全にリファインしたモデルである。


パーツ

今回の仕様変更の為、プラスティック・パーツからP.U.、ABR-1等も含めオリジナル・パーツを購入し研究。他のビンテージ・クローンパーツのコピーではなく、完全なパーツの再現を目指し、『出荷時の状態』を想定して製作に着手した。


プラスティック・パーツ

『ラミネート構造』

クローン・パーツも含め、技術革新の為60年代以降のマーケットには当時のようなラミネート構造は存在しない。

ピックガード/ジャック・プレート/トグル・ワッシャー

『マウントリング、ノブ』

マウントリングは文字の欠けた"M"-69等も再現。ノブは外周シェイプ変更。スプライン、トップの窪み、文字も変更。GTPボディー同様、ブラス・パウダーを使用してペイント。


『スイッチ・チップ』

スイッチ・チップ ブラウン、ダークブラウンなどビンテージに使用されていた2色をランダムに搭載する予定。


P.U.カバー

金型を変え、完全リファイン

・トップはフラット。オリジナル同様の薄型に

・ジャーマン・シルバー、コッパー、ニッケルメッキの3層構造(コッパーは繋ぎの役割)


BODY

プレイアビリティーの向上、デリケートなカーブの細部の緻密な再現などカスタム・ショップの技術の粋を集めた、完成度の高い仕上がりになった。


仕様材

59、60LPで使用されるトップ材はエドウィン・ウィルソン氏自らが選定(Collector’s Choiceグレード)。ボディ・バック、ネックに使用されるマホガニー、指板のローズウッドもエドウィン氏が自ら選定した材を使用。ネックとバック材もエドウィン氏によるマッチングが行われる。

Double Curving

CNCで2回のカービングを行う。

①ラフカービング(7分)の後バインディングを付け、

②2nd カービング(13分)  バインディングのきわの処理やプログラム通りのカーブを正確に再現する為、かなり時間を掛けており、従来のベルトサンダーは使用せず、最小限のハンド・サンディングによる仕上げを行う。


その他

突板

オリジナルの再現を目指し、これまでの約1.3mmだった突板を、約1.00mmの極薄に変更。

少数精鋭による細部の仕上げ

エドウィン氏とジェイミー氏(プラントマネージャー)が任命した15人のチームにより細部の仕上げを行う。ボディー、ネックなど各作業を1人のクラフツマンが行い、高精度をキープする。

ネック仕上げ

ネック・フィット前に、細部をサンディングし、プレイアビリティー向上を目指す。
ネック・バインディングエッジの丹念な手仕上げの加工により、サイドから指板にかけてスムースなカーブを実現。 プレック前に研磨することにより、指板もクリーンに仕上げる。


"Vintage Gloss" ハイクオリティ・ラッカーによる薄いフィニッシュ

ハイクオリティ・ラッカーを使用。硬度が高いラッカーで、可能な限り薄く仕上げる。極薄仕上げの為、バフがけ時の熱によるダメージを抑えるよう手作業を多くする。
粗めのコンパウンドの後、ハンドバフ。研磨用の2種類のコンパウンドを使用。


外観

新しいトップ・カーブ・パターン

特に有名なビンテージの個体から取ったデータを基にしておりセンター・トップ(P.U.間)が若干フラットに。ディッシュカーブの高低差を強調している。

ビンテージ・グロス

Agedモデルの他は"ビンテージ・グロス"仕上げとなる。工程から仕上がりまで、限りなくオリジナルの雰囲気に近付ける。

Gold Top

Gold Topのカラーもこれまでよりビンテージ風に変更。バックにアニリン・ダイ採用。

ニカワ接着

指板、ネック・フィット、トップ接着と、全ての工程がニカワ接着となる。

フレット

これまでよりやや低めのフレットに変更。